新しくインストールされたプラグインを使うためには、そのDAWがプラグインをスキャンする必要があります。ここではStudio Oneのプラグイン・スキャンと、手動でプラグイン情報をアップデートする方法についてまとめます。
※4.5.3以降でまた変更があったので記事内容を刷新しました。
プラグイン・マネージャーについて
4.5アップデートでプラグイン・マネージャーというものが導入されました。新規プラグインのスキャンなどをここで行うことが出来ます。

ブラウザのホーム・タブ(家のアイコン)の下の方にプラグイン・マネージャーを起動させるボタンがあります。

現時点では徐々に機能が追加されている、という段階かと思いますが、プラグインに関する細かい設定、作業はここで行うことになります。

マネージャーの右下にボタンがあるので、ここを押せばプラグイン情報が更新されます。新規インストールをしたのにプラグインが表示されない時は、ここを押しましょう。

プラグイン設定の削除
4.5.3以降、さらに追加された機能として『プラグイン設定の削除』があります。具体的には既存のプラグイン・データベースを削除して、再構築するという機能になるでしょう。
通常、新しいプラグインをインストールしたら、スキャンすれば使えるはずです。しかし、なんらかの理由でStudio Oneがプラグインを認識しなくなった場合、スキャンし直しても読み込まない、という問題が発生することがあります。

Studio One内にあるプラグイン設定を一回リセットすれば解決することがあるので、そんな時に使うのがこのボタンです。削除した後、Studio Oneは閉じるので、手動で再起動すればプラグインが1から読み込み直されます。(多少の時間が掛かります)
スキャンとは?
プラグインをインストールし、オーサライズ(ライセンス認証)も終わった、なのにプラグインが使えない!DAWに表示されない!という場合があります。
これはDAW側がプラグインを認識していないために起きる問題です。プラグインを認識させるには、スキャンする必要があります。

これはオプションのロケーション画面における、VSTプラグイン・フォルダの設定画面です。ここでプラグインをインストールしているフォルダを指定します。フォルダについて詳しくは、
を参考にしてください。

この画面の左上に、起動時にスキャンという項目があります。ここにチェックを入れると、Studio One起動時にここで指定したフォルダをスキャンするようになります。ただし、毎回スキャンすることになるのでプラグインの数だけ時間がかかりますし、少し面倒です。
自分で情報を更新する
新規にインストールした時だけ、更新したい!そんな時には手動でプラグイン情報をアップデートします。

Studio Oneにはプラグイン、オーディオ・データやコンピュータ上のデータを閲覧するためのブラウザがあります。画面右下のブラウザ・ボタンを押すと上写真のように起動します。
上記で説明した更新ボタンを押せばスキャンが行われ、プラグイン情報が更新されます。なので、新しいプラグインをインストールした場合は、このボタンをその度押せばいいのです!!
まとめ!
というわけで、新しくプラグインをインストールした際に行うプラグインのスキャンについての解説でした。
もしかしたら、今後のアップデートでVSTプラグインフォルダの画面で手動スキャンできるようになるかもしれません。というか、なってほしいですね!